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歴史

明治初期、初代大野亀太郎氏が三隅町上古和に在住の時、三隅町湊浦の野上宮司より伝承を受け、同地方で神楽を起こしていました。明治25年同氏の妻の出身地美都町丸茂に移住したのを期に、丸茂地区に神楽を起こし、以来、今日に至っています。調子は、六調子、八調子系で、昭和56年には「美都町無形民俗文化財」の指定を受けるが、平成16年11月1日、市町村合併の折、益田市無形民俗文化財となる。

現在では、地元有志によりその伝統は受け継がれる。

主な活動

奉納神楽を第一とし、神楽大会への出演や各地のイベント上演にも注力する。「魅力ある神楽」の伝承に向け毎週金曜、丸茂地区にある稽古場「石見神楽伝承館 岩戸の里」にて練習にて励む。

現在社中員は22名で、下は12歳から上は82歳と幅広い層のメンバーで活動している。

また後継者育成にも努め、「都茂子ども神楽団」の指導者派遣も行っており、中学入学と同時に丸茂神楽社中員として活動してくれる若者も多く在籍する。